備前焼（びぜんやき）は、釉薬（ゆうやく）を使わずに、高温でしっかりと焼き上げられる焼締（やきじめ）陶です。土のぬくもりを感じる赤みを帯びた茶褐色で、独特の風合いが魅力。また、土の性質や窯の温度管理、窯の中の灰や炭の状態によっても質感が変わってくるため、作ったとなれば世界でただ1つだけの器が仕上がるのもうれしいところ。陶芸品愛好家からは憧れの的である、この備前焼作りの体験にぜひチャレンジしてください！
粘土600gを使う手ろくろプランは、抹茶茶碗なら1つ、湯飲みなら2つ作ることができるビギナー向けの体験です。まずは、湯飲みやぐい飲み・茶碗や小鉢・小皿などの中から、どんな器を作りたいのか相談し、成形の方法を選んで創作スタート。手で回すろくろの上に粘土を置き、少しずつ形作っていきます。粘土を触っていると、独特のやわらかな質感がとても気持ち良くて気分がのってきますよ！陶芸作家である先生にアドバイスを受けながら、90分ほどで完成。裏返してサインを掘れば、やり遂げた達成感でいっぱいです。少しくらい形がゆがんでいても、焼き上がればそれが味になり愛情が湧きますよ‼

1. 手で回すろくろの上で成形。器になっていく過程が楽しい！

   600gの粘土を使う陶芸体験は、手で回すろくろの上で成形（せいけい）します。スピード感のある電動ろくろに比べて、自分のペースで作業できるので初心者でも安心。陶芸作家である先生に導かれながら、土の塊が自分の手によって器へと変わっていく姿を見るのは何とも言えない高揚感があります。「普段使っている器は、こんな風にして作られるものなんだ！」という新たな発見もありますよ。成形の時はていねいな指導を受けながらも、最終的には自分の手で仕上げていきます。自然と味わい深い作品となり、自分で仕上げたという達成感が得られるでしょう。

2. ずっと触っていたい！滑らかな土の質感に癒される

   備前焼の陶芸体験で使用する粘土は、きめが細かく有機物を多く含んでいます。触った時、独特のなめらかな質感が心地良く「癒される」と感じる人が多いのだとか。土の触り心地があまりにもいいので、創作意欲もどんどん湧いてきますよ。体験は90分ですが、集中して取り組めば時間を忘れて「もうこんな時間？」と驚くことになりそう。そしていつの間にか、自分も納得のいく作品ができ上がっているはずです。

3. 世界でただ1つ、自作の器を使いこなす喜び

   成形し終えたら、最後に器を裏返してサインを掘りましょう。世界でただ1つの器を作り上げたという満足感が頂点に達する瞬間です！成形し終えた器はいったん工房に預け、備前焼の伝統的な手法で約10日かけて窯で焼成（しょうせい）されます。焼き上がった完成品を手にするまで、ワクワクして待つ時間も楽しみの1つ。「焼き上がったお皿にどんな料理を盛りつけようかな？」「一輪挿しに似合う花はやっぱり和花かな」など、自作の器と再会を果たしたら、次は使いこなす喜びが待っていますよ。

当日・無連絡キャンセル : 2,300円

キャンセル料は焼成料金1,300円を引いた金額となります

日程変更をご希望の場合は速やかにご連絡ください

状況により中止と判断される場合は、前日までに主催会社よりご連絡いたします

特にありません