Wowful

  • TOP
  • イベント情報
  • アート
  • 関東
  • 東京都
  • アルチンボルド展

アルチンボルド展見どころ

2017/6/20(火)~9/24(日)9:30~17:30 ※月曜休館

東京都/上野

一般 1,600円
電話番号03-5777-8600(ハローダイヤル)
住所東京都台東区上野公園7-7
国立西洋美術館

※掲載されている情報は最新の情報では無い可能性があります。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

不思議な絵画に目が釘付け!日本初の本格的なアルチンボルドの展覧会

不思議な絵画に目が釘付け!日本初の本格的なアルチンボルドの展覧会

6月20日(火)から9月24日(日)まで、東京・上野の国立西洋美術館で「アルチンボルド展」が開催されています。ジュゼッペ・アルチンボルド(1526〜1593年)は、16世紀に活躍したイタリアの画家。果物や野菜、魚などを組み合わせたユニークな肖像画を発表し、そのビジュアルで多くの人々を驚かせました。今回の企画は日本初の本格的な展覧会で、油彩・素描(帰属作品などを含む)計30点を中心に約100点を展示。神聖ローマ帝国の皇帝のために描かれた『四季』や、天地をひっくり返すとまったく違った印象になる「上下絵」など、独創的な作品の数々が飾られます。またアルチンボルド作品の原点を紹介するために「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の影響を受けた芸術家たちの素描も公開。両方見比べれば、作品の共通点に気づくかも。

見どころ

  • 大量の野菜や果物の組み合わせで、人の横顔が浮かび上がる!?

    大量の野菜や果物の組み合わせで、人の横顔が浮かび上がる!?

    今回の展覧会では、アルチンボルドの手掛けた油彩が約10点展示されています。注目はなんといっても『四季』です。一見、人間の横顔のように見えますが、春夏秋冬それぞれの花や果物、枝葉などを組み合わせて描かれています! 80種類もの花々が描き込まれた『春』や野菜や果物が組み合わされた『夏』など、じっと見たくなるものばかり。また「水」「大気」「大地」「火」のイメージを取り入れた『四大元素』も見逃せません。60種類の魚類や海獣が細かく描き分けられた『水』をはじめ、どの作品も驚きの連続。絵に近づいたり離れたりしながら、じっくりと見たい作品ばかり。

  • ひっくり返すとガラリと変わる上下絵の不思議さに心引かれる

    ひっくり返すとガラリと変わる上下絵の不思議さに心引かれる

    アルチンボルドの魅力を紹介する上で欠かせないのが、作品を逆さにするとまったく違う印象の絵になる「上下絵」。彼の作品以前にはなかったといわれるほど、当時は独創的なものでした。今回展示されるのは『コック/肉』と『庭師/野菜』の2点。会場には作品の横に、逆さにした絵のパネルも設置されています。一見、どちらも人間の姿に見えるのに、ひっくり返すと、おいしそうな肉が並べられた皿や野菜が盛られた器になるので、驚くこと間違いなし。見比べるほどに「上下絵」の不思議な世界に引き込まれます。

  • 宮廷のアートディレクター、アルチンボルドの活躍ぶりが見えてくる

    宮廷のアートディレクター、アルチンボルドの活躍ぶりが見えてくる

    長くハプスブルク家に仕える宮廷画家だったアルチンボルド。彼が宮廷にいる間に発表した作品も展示されています。鳥肉や魚、辞典、書類などで構成された『法律家』や、酒瓶や酒樽を組み合わせた『ソムリエ(ウェイター)』など、それぞれの職業を表す道具を用いて描かれた肖像画は実にユーモラス。特に『法律家』は、顔は鳥肉と魚で構成されているのにも関わらず、モデルとなった法学者に驚くほどそっくりで、皇帝や宮廷の人々にも気に入られていたそう。さらにアルチンボルドは肖像画だけでなく、宮廷の祝祭行事の企画演出も担当していました。騎馬試合や舞踏会のために描かれた数多くの素描からは、彼のアートディレクターとしての活躍ぶりが伝わってきます。

  • 創作のルーツに「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の影? アルチンボルドの魅力をより深く知ろう

    会場にはアルチンボルドの作品だけでなく、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の影響を受けた“レオナルデスキ”と呼ばれる「レオナルド・ダ・ヴィンチ派」の芸術家たちの素描も展示されています。作品に描かれた人物のグロテスクな横顔や空想的なイメージなどは、どこかアルチンボルドの描いたものを思い出させるものばかり。アルチンボルドの父は「レオナルド・ダ・ヴィンチ派」の1人と親しく、彼自身もダ・ヴィンチの影響を間接的に受けていたといわれています。「レオナルド・ダ・ヴィンチ派」の作品を見れば、どこに影響を受けたのかも想像できるでしょう。

    会場を巡る際には、気ままに見て回るのもいいですが、音声ガイドのレンタルもオススメです。ガイドでは、俳優の竹中 直人がアルチンボルドになりきって16世紀の絵画の歴史や文化を紹介。聞きながら作品を眺めれば、絵の魅力や背景がより深く理解できます。また、8月18日(金)、9月8日(金)の18:00に行なわれる「スライドトーク」では、展覧会の見どころを分かりやすく解説してくれるので、まったく絵画の知識がない人でも安心です。

    ミュージアムショップにはアルチンボルドの絵画をあしらったグッズが販売されています。アートソックスやかりんとう、デザインフェイスパックなど、普通の美術館ではなかなか見られないグッズがそろっているので、入手すればアート好きな人たちに注目されるかも?